平成28年4月に発生した熊本地震では、2度の震度7の激しい揺れを観測し、同月中に震度1以上の余震が3千回を超え、被災者の方々は大きなストレスにさらされ続けました。
この影響もあり、熊本地震では、死者276人のうち約8割の方が災害関連死と認定されました。その主な原因の約7割は、地震のショックや余震への恐怖、避難所生活による肉体的・精神的負担でした。
災害関連死とは、建物の倒壊など災害の直接的な被害ではなく、災害による負傷の悪化や避難生活における身体的負担による疾病で間接的に亡くなることです。
災害関連死を防ぐには、日頃からの地域や隣近所での支え合いや助け合いが大切です。災害時に備え、まずはご近所さんに「あいさつ」や「声掛け」をはじめてみませんか。
【配信元】危機管理課(電話:073-483-8406)